今回はガンガンコミックスONLINEにて
掲載されている
「ダンジョン・ファーム
~家を追い出されたので、ダンジョンに
農場をつくって暮らそうと思います~」
をレビューしていきたいと思います。
タイトルは普通…というかまた追放か。
とりあえず中身を見ていきます。
なんか絵が不安だなぁ。
とりあえずダンジョン・ファームの
タイトル通りダンジョンで農業を
やってるんですね。
じゃあ本編いきましょうか。
王城内の大聖堂ってなんだよ。
1コマ目からツッコませるな。
とりあえず名前を呼ばれた主人公。
この世界では15歳になると
神からアイテムをもらえるそうで。
その儀式の最中らしいです。
モブの説明によると主人公は貴族で
神剣とやらを狙っているそう。
え、神剣って狙って手に入るん?
というか貴族じゃなくても狙うだろ。
そしてこのタイミングで
なぜか前世の記憶が戻ります。
説明とかは一切ありません。
なぜか急に…しかも鮮明に思い出します。
記憶によるとこの世界は前世でやりこんだ
ゲームの世界だったそうです。
え…?
普通そんなこと思い出したら
パニックになりません??
考えてみてほしいんですけど
主人公は15年はこの世界の住人として
普通に過ごしてたわけですよね。
それが前世の記憶がなだれ込んできて
ここはゲームの世界だったって
急に突きつけられるんですよ?
取り乱して儀式どころじゃなくなると
思うんですけど。
しかしさすがなろう主人公。
全く取り乱すこともなく冷静です。
前世の記憶が入ったと同時に
今世の記憶は全て失ったんですかね?
貴族の息子として神剣を手にすることを
望まれてたんじゃないんですか?
そんな簡単に裏切っていいの?
お前が過ごした15年はなんだったんだよ。
というか狙ったアイテムを
そんなピンポイントでもらえるなら
みんな神剣持ってるだろうが。
この世界がゲームの世界だとわかって
チートアイテムを手に入れるまでの流れが
不自然過ぎてもう読む気が失せますね。
これで楽しんでもらえると思っている
作者の頭がどうなってるのか知りたいです。
当然周りの反応は冷ややかで
誰もこの剣の価値を知らない様子。
そしたら従弟?みたいなのが代わりに
神剣を引いてくれたので帰ります。
はい、いつものです。
でもこれに関しては当たり前というか
主人公が一方的に悪いので自業自得ですね。
父親の期待を故意に裏切った上に
家名に泥を塗って喜んでるんですから
これで被害者面できてるのが
作者の性格を表してますね。
きっと全てを周りのせいにして
「自分は正しい」と思い込んで
過ごしてるんでしょう。
じゃないとこんな物語を描けません。
とりあえず目論見通り追放されたので
ダンジョンに向かいます。
当然ダンジョンの説明はありません。
急に来ました。
竜樹の剣を使って農業したいらしいです。
マジでお父さんかわいそう。
その農業に向いてる場所が
ダンジョンの中にあるんですかね?
そしてなろう主人公が1人で歩いてたら
どうなるかわかりますね?
女の子が襲われます。
「あの鋭い牙…」って言ってるけど
牙なんて関係なくどう見ても猪だろ。
というか右では背を向けて逃げてるのに
次のコマでは対峙してます。
どういうこと?
コマ描き忘れたんか?
とにかく女の子を助けるチャンスなので
必要以上に密着して加勢します。
主人公の見せ場だから止まってくれてる猪を
竜樹の剣の力でさらに拘束します。
ちゃんと躾がされてるいい猪ですね。
絵が下手くそ過ぎる。
ずっとこれは言いたかったけど
このシーンはひどすぎるだろ。
「速い」じゃねーよ
速く見えなさ過ぎてギャグかと思ったわ。
なにこのスピード感のなさ。
逆にどう描いたらこんなもっさりするの?
そしたら女の子が猪をワンパンしました。
別にこれ主人公が助けなくても勝てただろ。
主人公なんかツル生やしただけじゃん。
大したことしてないのに女の子がちょっと
フラついたらお姫様だっこします。
なんで??
自分に好意を持ってくれてる女の子にも
そんなことできないぞ普通。
肩を貸して支えるのですら
少しためらうくらいなんですが。
なんで初対面でお姫様抱っこしちゃうの?
これをカッコいいと思ってる
作者の女性経験の浅さが
垣間見えて普通にキモいですね。
まぁテンプレ通り女の子を拾ったので
当初の目的の場所へ拉致します。
竜樹の剣で労働力を増やして
荷物と倒したモンスターを運びます。
女の子は自分で持ちます(重要)
着きました。
竜樹の剣を持ってないと来れない
隠しルートだそうです。
というかその持ち方は女の子しんどくない?
めっちゃ腕に力入れないと落ちるだろ。
とりあえずここでは作物も育て放題
湖の水は聖水らしく魔力も回復するそうな。
しかも竜樹の剣で天界の種も出し放題。
労働力も増やし放題。
ゲームクリアですね。
おめでとうございます。
もちろん魔力とか天界とかの説明は
特にありません。察してください。
早速、木を育ててたら寝かせてた
女の方に根っこが伸びてしまいます。
また女の子を抱っこできましたね。
おめでとうございます。
女の子を抱っこするために
根っこを伸ばして襲うとか鬼畜過ぎて草。
この子は主人公がいなかったら
もっと普通に冒険できただろ。
主人公はこの木でツリーハウスを
作りたいそうです。
家は作るの大変ですからね
しっかりと時間をかけて制作過程を
楽しめるといいですね。
はい、できました
わかってたけどクソつまんないなこの漫画。
・即育つ超性能の種が出し放題
・魔力使い放題の湖と土地を独占
・従順な労働力も無尽蔵に増やせる
農業がしたいっていうのが
主人公の目標なのにここからどうすんの?
この先に他の目標があるなら
まだ挽回できるチャンスは僅かにあるけど
農業するのがゴールならもう終わりじゃん。
どうしてなろうはこの先をどうやって
楽しませられるかを考えられないの?
それともこれが楽しんでもらえると
思って描いてるんかな?
だとしたら脳の構造が違い過ぎて
もはやなにも言えないんですが。
例えるとのび太がジャイアンに
なにかされる前にドラえもんが
全て解決して終わりって感じです。
起承転結がなさ過ぎなんですよね。
困る前に竜樹の剣で解決です。
すごいね。
あまりにも展開がひどすぎて
言いそびれてたけどなんだよその家。
枝の中をくり抜いてんの?
入口どこなん?
というか枝が太すぎるだろ。
ツリーハウスも知らないんかこの作者は。
そして拾った女の子を家に連れ込んで
1話が終わりました。
そりゃ家に入れて家主が
外で寝るなんて言ったらこうなるだろ。
喜んじゃったから出るのも気まずいし
主人公と一緒に寝るしかないじゃん。
というか労働力はいくらでもあるんだから
せめてベッドくらいもう1つ作っとけ。
一貫して女の子対する
主人公の行動がキモ過ぎる。
・加勢する時に必要以上の密着
・必要ないのにお姫様だっこ
・労働力はあるのに自分でおんぶする
・根っこを生やして抱っこで助ける
・下心ないアピして布団1つの家に入れる
これ全部初対面の女の子にやってますからね
ドン引きするレベルのスケベ野郎です。
そしてこれをカッコいいと思って
爽やか主人公にしようとしてるのがやばい
作者はもう少し人の気持ちを
考えられるようになりましょう。
まとめると
家柄や家族を平気で裏切って
被害者するクズだけどチートアイテムで
楽に暮らそうと思います
そしたらセクハラしても文句を言わない
都合のいい女の子も拾えてラッキー
ってところですかね。
以上
「ダンジョン・ファーム
~家を追い出されたので、ダンジョンに
農場をつくって暮らそうと思います~」
のレビューでした。
読みたい人は読んでみたらいいと思います。
「女の子とお父さんがかわいそう」
って思った人はコメントお願いします。
この記事で使っている画像は全て
ダンジョン・ファーム/ガンガンコミックスONLINE
に帰属します。
コメント
コメント一覧 (1件)
今漫画アプリで読んで見たのですが、4話まで読んでギブアップしました。
どストレートな内容のブログでしたが、ほぼ全てのなろう系に当てはまる記事でしたので笑いました。
原作者が垣間見える特徴
・箇条書きのような書き方
※漫画に出やすい原作の特徴
・女性経験が浅い・無い
※作者の性癖だけが前面に出ている
無条件に惚れる女達
・対人コミュニケーションが苦手
※パーソナルスペースがバグっている
・作者自身の言葉・語彙力で書かれているのでセリフが変
・農業や社畜系など専門分野で書こうとして知識の浅さがよく分かる
※普通は知識をつけた上で作品を作る
・学生なのか、社会に対する知識が浅い
※社会人として言動や知識、経済に対する知識不足
なろう系漫画家の特徴
・主にジャンプ系漫画の影響が強い描き方
・苦手な角度は避けて描くので決まった角度が多い
・感情を乗せられない、目を瞑りがち
※決まった表情は描けるが、怒りは特に苦手
・年齢感を出せない
・人体がおかしい
・躍動感が出せない
※静止画のコマに見える
※アクションシーンは凄く苦手
・細かい描写を描けないから擬音や省略で表現
・背景は描けない
・建物を描くのも苦手
・建築関係の知識を勉強していないのでスケールが変
書くとキリがありませんが…。
原作者さんは知識の浅さ、ご自身の願望や性癖、異性に好意を持たれたいような印象が強いですね。
漫画家さんは同人作家の延長のような感じがします。
これまで自分の好きな事を描いていたけど、オファーが来て未知の漫画を描き始めたかのような印象ですね。
こちらのブログのような率直なコメントは、今では批判・アンチなどと言われますがクリエイターの成長を潰す行為だと思います。
マイナス意見があるから成長・伸び代があるのに、今の社会が潰しています。
普段デザイナー・特殊な仕事をしているのですが、クリエイターを育てる場に行くのでよく分かります。
こういうブログは今となっては貴重なので末永く続けてください。