前記事の作品と同じく
コミックヴァルキリーで新連載の
この作品がとてもつまらなさそうだったので
レビューしていきます。
タイトルはまぁ普通って感じですね。
追放ものなんだなってだけで
別に面白くもないので
これ以上は触れません。
それでは中身を見ていきましょう。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
初っ端に女の子の水浴びシーンです。
この右側の1ページが一番の見どころです。
今後ここ以上に盛り上がる所はありません。
「そっちも見張りは
しっかりしてくださいね キョウヤ」
と無理がある女の子の謎セリフで
カメラが主人公へ。
・なぜ急に遠くの主人公に声をかけるのか
・なぜわざわざ名前を最後に入れるのか
と、疑問が出るところですがこれは作者が
「ここで自己紹介をして主人公に
カメラを持っていきたがってるから」
という理由だけでキャラが
喋ってるからです。
ここにこの女の子達の意思はありません。
だから中身も魅力もないセリフになってます
にしても他にいいセリフはいくらでもあるし
もっと言えばこんな説明セリフなしで
カメラを主人公に持ってけばいいだけです。
こういうセリフ回しの下手さが
なろうって感じですね。
ここから少し引用が続きます。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
というわけでいつもの回想。
クラスメイトかなんかと
一緒に転移したみたいですね。
まぁどうでもいいです。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
ここも細かいですが、主人公が
「なっ、なんだこれは?」
って焦ったようなセリフなのに
顔がやけに落ち着いてて
違和感がすごいですね。
描いてて気にならないんでしょうか?
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
はい、ここが割と大きな1つ目の
問題のシーンです。
前ページではなにがなんだか
わかってない主人公が
状況を理解でき過ぎてるんですね。
しかもかなり無理やり感があります。
「今いる位置にしても4人と俺!?」
正直このセリフ自体も酷過ぎて
意味不明なんですが超好意的に読み解くと
主人公が他4人と位置が若干ズレてるから
本来予定されてなかったのが主人公である
という説明セリフなんですよね。
別にいらないです。
というか主人公がそんな外れた位置に
いるようにも見えないですが。
そして当然のように出てくるステータス
からの「おいおい、頼むぞっ…」です
数秒前までは
「夢でも見ているのか?」
と言っていた主人公が
・予定されていた4人に巻き込まれた形で
召喚されていること
・召喚に巻き込まれた人がどうなるか
これを瞬時に理解しちゃってるんですよね
「この世界のことを全く知らない主人公」
というのを描きたいはずなのに
力量不足でそれができてません。
ここが大きな問題点で
この作者に面白い作品は描けない
と確信した部分でもあります。
そして主人公以外で
“大賢者”だの“聖女”だの“勇者”だの
いつもの顔ぶれが出そろった所で
主人公の番です。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
主人公はジョブがないそうです。
そうですね、知ってました。
ただ不可解なのがその次の
「これは全てを明かさなくて正解だったな」
と知的ムーブをかましてるところです。
え、なにが??
いや、本当に意味がわからないんですけど。
この主人公が作者の想定通り
この世界をなにも知らない設定なら
自分ができることをアピールするだろうし
超能力でこの世界が大体どんなもんか
理解できたとしても
ここで自分の力を隠すメリットは
特にありません。
なにが「正解だったな」なの?
なぜこんな見るに堪えない展開に
なってしまったのかというと
主人公がこの後の展開を完全に理解し
タイトル回収のために追放されたがってる
シーンにしかなっていからです。
ここまでもこれからも
この作者が描くキャラに意思はなく
登場人物もなにもかも
作者が描きたいものを描くための小道具
でしかありません。
そしてそれは主人公も例外ではないので
こんな主人公に全く魅力はないですし
このあとも面白くなるわけがないですね。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
あと他のクラスメートはなんでこんな
この世界に馴染んで協力的なんですかね。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
というかこの名前間違えるギャグなに?
ギャグを挟むシーンでもないし
面白くないし寒くて読むのが辛いんですが。
急なラッキースケベもいらん。
シリアスにしたいのかギャグにしたいのか
全くわからん。
なんでこれ入れたの?
そしてこのあと主人公が王女に
「こっちの世界に来た記念に
最高の剣技と魔法を見たい」
という謎のお願いをして
都合よくそれに従う王女。
出典:ラーニングで目指す世界最強!
コミックヴァルキリー
主人公にスキルを覚えさせるために
都合よく剣技と魔法を見せてくれる人達。
都合よく置いてあるカカシ。
なにもかもが主人公の都合のいいように
作られてる世界ですね。
そりゃ
「とんでもない世界に
来てしまったんだな…」
ってなりますわ。
あと最高の剣と魔法ってカカシを
切って燃やすくらいでいいんですかね。
このあと主人公は自己判断で勝手に
城から出ていきます。
まぁ主人公のために作られた
世界ですからね。
そういうのもアリなんでしょう。
一応このあと冒険者ギルドにいって
主人公の物語が始まるらしいですが…
興味ないっす
まとめると
構成力も画力も足りてないのに
いらんギャグを挟んでくる感性で
作られた駄作
って感じですね。
商用で出すものとは思えません。
この後は“どんなスキルでも見るだけで
使えるようになる主人公様”が女の子拾って
なんかして打ち切りで終わりですかね。
知らんけど。
以上
【ラーニングで目指す世界最強! 勇者パーティーを追放されたけど、特に苦労はしていません!】
のレビューでした。
読みたい人は読んでみたらいいと思います。
「いうほど追放もされてなくね?」
って思ったらぜひコメントお願いします。
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